ノダケは漢字で『野竹』と書きますが、竹とはあまりつながりがありません。
葉柄の部分が竹のように膨らんでいる(竹の節のようになっている)のでノダケといわれるようになったとされていますが、
野高(のたか)が訛ってノダケになったなど、いろいろ説があるようです。
ノダケ自体は1〜1.5m程まで育つため、草本としては大型です。葉も大きく、掌くらいの大きさになることもあります。
枝の先から暗紫色〜濃紫色の小さい花をたくさんつけます。形は線香花火をさかさまにしたような形をしています。
古くから解熱剤などの民間薬として利用されてきました。果実にはカレー粉のような香りがあるそうです。
芝生広場の木製ベンチ付近に見られます。
花が咲く前の姿
開花の様子
濃い紫色の花をしています