ヘッダ
マヤラン1


マヤラン (ラン科)  花期:7〜10月

葉と根を持たず、光合成をしないで生育する珍しい植物です。
ラン科にはいくつかこのように光合成をしない種がおり、『腐生ラン』と呼ばれています。
普通の植物は光合成をしないと生きるためのエネルギーを作れずに枯れてしまいますが、 腐生ランはキノコ(菌)から栄養をもらうことで光合成をすることなく生きて花を咲かせることが出来ます。
名前の由来は神戸市の摩耶山(まやさん)で初めて見つかったことから名付けられています。
マヤランが咲くためには特定のキノコが必要で、そのキノコは特定の樹木が無いと生えることが出来ないため、 マヤランが見られる環境は極めて限定的であるといえるでしょう。
マヤランの地下茎(根ではありません)は意外と長く、花茎も10〜30cmと他のランに比べて大きめですが、 非常に細いために見つけるのは難しいかもしれません。葉が無いため、花が付いた棒が突き刺さっているように見えます。
このような姿はほかの植物ではほぼ見ることが出来ないので、見つけたら不思議な想いに駆られることでしょう。
2号路の林内で見られることがあります。


マヤラン2

簡単に他の植物の陰になりそうな細い植物です

マヤラン3

花は全体が白く、赤い模様が入ります

マヤラン4

花が咲いたあとは、果実が付きます
この頃の茎は花が咲くころよりも濃い緑色になることが多いそうです


植物リストへ戻る